夏夏!〜あなたを好きになる三原則〜

今更ですが感想書きます。
市原4公演観てきました。
元々土曜しか観られない予定だったのですが、仕事のINが延びたので急遽安チケ落として。
以下、ネタバレありの感想なので続きを読むに。




ヲタの間で評価の高いコンサートは、息もつかせぬようなセットリストのコンサートが多いと思うのですが、夏夏ツアーはそんな激しいセットリストではなく、また革新的・衝撃的な演目もなく、悪く言えば想像を越えるものがあまりないコンサートだと思います。


でも楽しいよ♪
過去の夏・恋愛の曲とツアー直前にリリースされたミニアルバムをうまく使ったコンサートだと思います。
彼女たちと素敵な一日が過ごせて幸せです。


ではいつものようにダラダラとセットリストに沿って。






☆寸劇
オープニングムービー、というより、タイトル映像とちなこによるナレーション(今ツアーのキーワード)の後、いきなり寸劇。
合宿のため7人が集まります。
あとでわかるのですが、合宿の1日の時間経過・出来事に合わせて曲や寸劇が組まれています。
全員学生ユニットの強みですね。
衣装はスカートが共通で上はバラバラ。
どちらも少し大きめなのでちょっとヤンキーやおばちゃんぽく見えました(笑)。
もちろん合宿なので各自鞄を持っています。
みんながお菓子やトランプを持ち寄る中、ちなこが持ってきたのは『あなたを好きになる三原則』なる恋愛の本。
興味津々の乙女たちは元気よく出発するのでした。


ファイティングポーズはダテじゃない!
寸劇からそのまま曲へ突入。
鞄を振り回しながら歌い踊ります。
こういう小道具で変化をつけるのは大好きです。
まだ扱い慣れてなくて桃ちゃんが鞄落としたりしてましたけど。


恋はひっぱりだこ
「でっかい夏始めます」という、夏のツアーの冒頭にこれ以上ないくらい相応しい歌い出しの曲。
サビの腕を組んでぐるぐる回る振りが好きなんですけど、スイッチ ON!に続きまあちゃんは回らないのがちょっと残念。
それでもすごく楽しい曲ですけど。


☆VTR
ここでいつものメンバー紹介のオープニングムービー。
学校でメンバーが『あなたを好きになる三原則』の本を開く映像でBGMは『ハピネス』。


☆MC
ムービーが終わった後、メンバーが袖から走り込んできてMCになるのですが、ここは勢いを止めず1曲歌って欲しかった気も。
MCの内容はメンバー紹介なのですが、各メンバーに話を振る(要するに司会)のがキャプテンではなく何故かまあちゃん。
最初観たときは何か嫌な発表があるんじゃないかとドキドキしました。


笑っちゃおうよ BOYFRIEND
衣装はジャケ写の物の別素材っぽいもの。
キラキラする素材を使ってるのがライブ仕様ってことだと思います。
スタジオライブではあったメインボーカル4人の前のスタンドマイクは何故か無しでした。


ギャグ100回分愛してください
そして何故かここで全員分のスタンドマイク登場。
嗣永さんを中心にオニギリワッショイの頭「/■\」 みたいなフォーメーションで歌います。
個人的にこのツアー一番のお気に入りの演目です。
基本的にスタンドマイクの前から離れないので派手な動きはないのですが、歌のパート割りとメンバーの並びが呼応していて(一例を挙げるとオニギリの「/」が歌ってると「■\」は歌ってるメンバーを見ながら軽く踊ってる)、曲が進んで歌い手が変わる毎に、オニギリが違う表情を見せるのです。
オリジナルの振り付けよりこっちのVer.の方が好きかもしれません。
ベストアングルは真正面だと思うので、出来ることならDVDの特典映像で真正面からカメラFix・1カットのみでこの曲を収録してもらいたいです。
それと「のにゅ」が土曜昼は小山遊園地みたいなポーズで、夜は違っていたので毎回変えるのかと思ってたのですが、日曜は同じ(マイクスタンドに沿わせて両手を下から上に移動させ、あごの下に添える)だったのでこれから固定でいくのかな?


友情 純情 oh 青春
笑っちゃおうよ BOYFRIEND』の衣装のままライブの定番曲へ。
これがまた動きの激しいこの曲にも似合いますね。
出来れば無知の僕が想像するロケンローラーのイメージの如く、スタンドマイク持ったまま最後までパフォーマンスして欲しかったです。
1番の前半で上手側の階段から並んでるのをやや下手側から観るとムカデみたいで面白かったです。


☆寸劇(清水/嗣永/須藤/菅谷)
次の曲歌わない4人でしりとり&萌え台詞競争。
一応次の曲につながる展開になってます。
その次曲へつなぐMCが何故かまあちゃんだったので、また要らぬ心配を。。。


☆チュッ! 夏パ?ティ(徳永/夏焼/熊井)
衣装はオリジナルの三人祭のデザインを大元にしていて、続く4人の衣装はさらにこれをアレンジしたんだと思います。
パフォーマンスはCDと同じく、オリジナルより少しあっさりというかういういしというか爽やかな印象を受けました。
あーピンクヅラじゃないせいもあるのかな。


☆Yeah! めっちゃホリディ
市原のりーちゃんはとにかくすごかった。
歌やダンスは粗がたくさんあるのですが、何かいいことあったのか表情がキラキラしてて、動きもとにかく元気で観てて気持ち良かったです。
特に曲ラストのタメ→キメ!の表情がかわいかったです。
惜しむらくは大サビ冒頭の振りが、オリジナルの両足を広げ片手を天にかざすものではなかく他のサビと同じだったこと。
多分今回の編曲ではこの部分がタメになってないせいだと思うんですけど。
あぁなんだD先生のせいかよ。。。


☆ハレーション サマー(清水/嗣永/須藤)
オリジナルのココナッツのパフォーマンスを見た記憶がないのですが、多分今回の振りと全く違うんじゃないでしょうか。
今回のソロ・少人数コーナーでは一番激しいダンスで、これからツアーが進むにつれて個人のダンスはもちろん、3人合わせてのパフォーマンスが進化していくか見どころ(この後あんまり行けそうじゃないんですけど_| ̄|○)。
3人組のユニットの場合、1人が歌ってるときは他の二人は全く同じ振りをしてることが多いと思うのですが、この曲では動きを逆というかずらした振り付けがされてるところがあってちょっと面白いです。
まあちゃんのダンスの欠点はもたついてるような重いステップだと思うのですが、この曲でもそれが目立つ部分があるのが残念です。
また、ショートver.なので2番のまあちゃんの熱唱が聴けないのも残念。
あと佐紀ちゃん桃ちゃんにカッコイイ系のダンスさせるときは、今回のような体型がそのまま出るような衣装ではなく、体格のハンデを補うようなスカートやブーツを着せた方がいいと思います。


夏 Remember you
上手側の階段でしっとりと歌います。
Wスタンバイの『蝉』を思い出しながらしんみり聴いていました。


☆VTR
お昼の休憩時間。』をBGMに屋上でお弁当・バドミントン・バレー、教室でお掃除の映像。
一番笑えたのが佐紀ちゃんが自分の顔くらいの大きさのおにぎりを持っていて、それを普通の大きさに握り直しちなこにあげるところ。


☆かっちょええ!
お囃子が加えられたイントロが流れ出し、和風の衣装でおかめ&ひょっとこのお面で顔を隠して登場。
衣装は上が浴衣地なのですが丈が法被のように短く、下はぴったりしたハーフパンツなので股引っぽくも見え、要するにお祭りを見る側ではなく参加する側の人間のシルエットになってます。
まさかこの曲がこのツアーにも残ると思ってませんでしたが、お祭りの要素が加えられ新鮮な気持ちでで楽しむことができました。


パッション E-CHA E-CHA
かっちょええ!でも盛り上がった空気を生かしてそのまま楽しい雰囲気を持つこの曲へ。
にょきにょきで聴きたくもあり逆に聴きたくなかった曲。
なんでかというと歌い出しのパートが舞波ちゃんなので、彼女がいなくなったことを一番感じる曲だから。
今回は聴く覚悟ができていて、一抹の寂しさを感じつつも十分楽しむことが出来ました。
歌い出しのパートは佐紀ちゃん
佐紀ちゃんにとってはややキーが低いのか、初回では歌いにくそうでしたが、日曜は良くなっていたと思います。


夏わかめ
さらに楽しい曲が続きます。
HIGH SCORE!の寝っ転がりやぶらさがりがなくなって大人しくなりましたが十分楽しかったです。


☆蝉
一転しっとりした曲へ。
浴衣風の衣装を脱ぎキャミソールっぽい衣装に。
歌い出しはステージセンターの段差に全員並んで座って。
この曲はリリース当時から全然飽きずに聴いてる曲なんですけど、夏の夜に生で聴くのは最高ですね。


☆寸劇
ちなこが「あなたを好きになる三原則」を解説していくのですが、解説冒頭の『「あなたを好きになる三原則」は裏を返せば「私を好きになってくれる三原則」』という所からもう理解不能になりました。
まぁとにかく恋愛話で盛り上がってるところに8時開始の花火大会が始まり、「門限の9時までに戻って掃除しなきゃ」という展開に。


21時までのシンデレラ
スクリーンに花火が打ち上がっている間に袖で早替えしてドレス風の衣装に。
間奏(いつも掃除の真似してるところ)で全員は箒を持ち出してパフォーマンス。
曲の内容に合わせて一ネタ加えてくるのは嬉しいですね。


スッペシャル ジェネレ〜ション
毎回どのようにフォーメーションを変えてくるのかが楽しみなのですが、今回もサビの時のステージ中央にコーラス3人を配置したり面白かったです。
アウトロのまあちゃんはピョンピョン無しがスタンダードになっていくんですかね。


☆なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?
サビ直前に一瞬暗転するのがカッコイイ!
「かーなたー」担当メンバーにスポットライトが当たるのも、歌パートないメンバーの推しの僕には悔しいがやっぱりカッコイイ。


ジリリ キテル
フォーメーション変更のためオリジナルの特徴であるサビの前後列入れ替えが少なくなったりしてるのですが、これはこれでかっこ良かったです。
やっぱりまあちゃんにはこういう力強いダンスが似合うと思いました。


☆MC
並び順に挨拶。
そろそろMCをある程度自由にやらせて欲しいなぁ。
『MEL-ON TARGET』観にきてたのはMCの勉強のためと勝手に期待してたんですよ。
アンコールの衣装ですが、スイッチON!、にょきにょき、夏夏と、大きな襟・ノースリーブ・頭に小さな帽子or飾り、と傾向が似てるような気がするのですが、なんか決まりがあるんでしょうか。


☆マジ 夏すぎる
少女たちの夏の一日を描いた、このツアーのために作られたような曲。
もしくはこの曲をもとにこのツアーのコンセプトを決めたのではないかと思うくらいの曲。
なんとなくこの曲はコンサ前半で歌われるんじゃないかと予想してたのですが、アンコールで歌うことによって夏の日の一日=コンサート今公演を振り返ることになるんですね。
考えた人頭いいと思います。
Berryzコンの定番、ちなゆりの「ブイ!ブイ!」がこのツアーではなくなったのかと土曜は思ってたのですが、たしかこの曲の終盤でやってましたね。
日曜にようやく気付きました。


ピリリと行こう!
僕はこの曲大好きなのでWスタンバイのように1公演で2回やっても全然平気なんですけど、直前のハロコンでもやってるので食傷ぎみの人も多いと思います。
でもハロコンはアウトロのとこがワンアクション少なかったような気がするので、オリジナルに戻ったからいいじゃないですか!
いや逆ににょきにょきの時のように間奏増やしたり一工夫欲しかったです。






☆その他
初回の開演前PA席近くでみつばち先生を見かけた。


係員のみなさんには卑猥な言葉を叫んでるやつを取り締まってほしい。


狭いながらもアンコールの掛け声が揃うのはなんだかんだいってすごいと思う。


今までのホールでのBerryzコンでは上手から下手まで完全に繋がった2階のセットが組まれていたのですが、今回は上手のみ2階、中央は階段2段のみでほとんど1階と高低差無し、下手は中2階程の高さという、Berryzの身長のような凸凹のステージでした。
二階が狭くなった事で単調になるんじゃないかとも思いましたが、階段や中央の奥行を利用して、うまく変化をつけていたと思います。
開演前スクリーンにヤシの葉が被さってて「あれじゃ見にくいじゃん」と思ってたら、可動式でVTR上映の時は葉っぱは引っ込んでました。