第(2)成長記

だらだらと感想。


M1:スッペシャルOP
既存曲をシンセでオーケストラ風に、ということで『お菓子な大冒険』の劇伴を思い出しました。
そういや全国上映の『お菓子な大冒険』がシンセなのに『クローバーズ』はなんで生楽器だったんだろ。
プロデューサーの力とか裁量の違いかな。
湯浅さんは夏ハロのOP以来でしょうか。
湯浅さんのアレンジは好きな曲が多いので、インストゥルメンタルだけじゃなく歌ありの曲も1曲お願いしたかったです。


『スペジェネ』、『なんちゅう』とリリース順というかHIGH SCORE!の再現*1というか、盛り上がったところで


M4:女子バスケット部〜朝練あった日の髪型〜
前2曲の高まりを消さない力強い曲。
「ハヒホー」が楽しいですね。
前半は『恋ダン』の二番煎じの印象は拭えませんが、後半転調して全く別の曲のようになって面白いです。
サビ近辺でまあちゃんの歌声を聴いたのはいつ以来でしょうか。
「Chorus:MOMOKO TSUGUNAGA」は「うぅ〜ん」とか「ああ〜ん」だけ?
と思ったらサビで聴こえる女性の声がそうなのかな。


で、『呪縛』があって


M6:お昼の休憩時間。
『呪縛』に夕方の描写があるのが残念*2
ぎこちない台詞が微笑ましく、曲はひたすら爽やかです。
サビのメロディ(というか同じコーラス内のサビの繰り返しへの繋ぎ部分...うぅ、うまく説明できない)がちょっと変わった印象受けます。
佐紀ちゃんのコーラスはサビで聴こえる声ですよね。
そういえばコーラスの起用って誰が決めてるんですかね。
つんく♂はレコーディングにあんまり立ち会っていないようだから、ディレクターさん?
それともコーラスパート考えてると思われる竹内さん?
まぁとにかく言いたいのは、まあちゃんも使ってほしいということですよ。
メインボーカル吹っ飛ばすような厚みのあるコーラスになると思うよ!
それじゃまずいですか。
いい経験になると思うんで、次の機会にやらせて欲しいものです。


『ハピネス』を挟んで


M8:さぼり
やられた!と思いました。
いや、タイトルで勝手な先入観持ってただけなんですけどね。
てっきり「♪よろ〜ろろ〜ろろ〜」みたいな脱力系の曲調で、詩は「自由研究 ネットで検索丸写し」みたいな嗣永レジェンドを讃えるようなものだと思ってたのに*3、まさか「塾サボったのがたこやきとソースと初恋のにおいでばれちゃうだろうな」なんていう嫉妬してしまうような曲だったとは。
どんなにおいだよ、初恋のにおい!
っていうかこんな詩が出てくるおっさんの頭に感服。
たこ焼き屋の中の描写もすごいなぁ。
歌い出しが『女子バスケット部』に続いて「ちなこ→熊井ちゃん」なんだけど、たまたまなのか意図的なのか。


『シンデレラ』を挟んで


M10:愛する人の名前を日記に
音楽に詳しくない僕にはフォークに聞こえます。
コンサート終盤に静寂の中で一言一言丁寧に歌われるのを聴いてみたい。
その機会が与えられてもどうせ叫ぶやつがいるから叶わぬ夢か。
この曲をきっかけにして日記書きはじめるメンバーいるんだろうなぁ。
2番の「好きになるまい」という言い回しが好きです。
編曲の松下さん、検索してもプロフィールっぽいのが見つからなくて謎の人です。


M11:Berryz工房行進曲
秋ツアーのOPムービーを飾った曲。
アルバムでも1トラック目かと思ってたんですがこの位置でしたか。
俊介さん編曲のこの曲が、個人的にこのアルバムで一番聴き心地のいいオケです。
平田さんも好きですけど、今回多すぎたなぁ。
英語のソロパートは、舌っ足らずな歌いまわしが功を奏してまあちゃんが一線を画してると思います。
2番の歌詞で突然「平和」というフレーズが出てきてちょっと「あれ?」と思ったのですが、既視感が。
何だったっけな。


M12:スッペシャルED
エンディングはオルゴール風にアレンジ。
台詞無しVer.も何かの機会に収録してもらいたいところ。
台詞は『お昼の休憩時間。』より自然な感じですね。
「いいって言ってたもん」やら「京都の後は奈良だね」やら、ちなこの台詞は棒気味なのに何でいちいち楽しそうで面白いんだ!!!

*1:またすぐミニアルバムに収録されるんだから、『スペジェネ』のイントロにコーラス足すとかちょっと手を加えてほしかった

*2:こんなこと言い出すと「『なんちゅう』のバスケの風景は多分朝じゃない」とかきりがないですが

*3:CDデータで「私たちにぴったり」とか言ってたし。